メトトレキサートの副作用の始まり
抗がん剤のメトトレキセートを投与した日のことです。
病院での治療を終え、家に帰りました。
その頃はまだ大きな変化はなく、「意外と大丈夫かもしれない」と少し安心していました。
帰宅後、すぐにパジャマへ着替え、ベッドに横になりました。
すると時間が経つにつれて、少しずつ体調が変わってきたのです。
なんとも言えない吐き気。
体が重くなるような倦怠感。
熱があるわけではないのに、体に力が入らず、ただ横になっていることしかできませんでした。
「これが抗がん剤の副作用なんだ」
そう実感した瞬間でした。
食欲もなく、起き上がるのもしんどい。
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副作用にひたすら耐える
ただ天井を見つめながら、時間が過ぎるのを待っていました。
そして何より不安だったのは、治療がまだ始まったばかりだということ。
私の治療は、月曜日から金曜日まで毎日外来に通院し、メトトレキセートの注射を受けるスケジュールでした。
今日はまだ1日目。
それなのに、すでにこんなにつらい。
「明日も病院に行けるのだろうか」
「あと何日も続くの?」
そんなことばかり考えていました。
治療を受ける前は、副作用が出るとしてももう少し先だと思っていました。
でも実際には、初日から体は正直でした。
病気を治すために必要な治療だと分かっていても、気持ちはなかなか追いつきません。
ベッドの中で横になりながら、不安と憂鬱な気持ちでいっぱいになっていました。
侵入奇胎と診断されてから、目まぐるしく変わっていった日常。
その中で迎えた抗がん剤治療初日の夜は、想像以上につらく、長い夜だったことを今でも覚えています。

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